1987-05-06 第108回国会 参議院 予算委員会 第5号
アメリカの農民や農業団体にとっては日本は最高のお客様であるということと、関税全般を比較しますと、世界の国々の関税よりか我が国の関税は随分低くなっておるということもあわせて申し上げておきます。
アメリカの農民や農業団体にとっては日本は最高のお客様であるということと、関税全般を比較しますと、世界の国々の関税よりか我が国の関税は随分低くなっておるということもあわせて申し上げておきます。
この制度だけには限りませんが、関税全般を通じましてもやはり悪用の誘引というものは否定できないと思いますけれども、特にこの制度にそうした誘引が強いのではないかということは、われわれとしても戒めておるところでございまして、そうした観点から、この関税制度は、先ほど申しましたような国内の要請との間でやはり当分の間続けていかなければならない、こういうふうに考えられます。
○大蔵政府委員 御指摘のように、全般的に世界の自由貿易体制を推進をするために相当思い切って関税、特に製品関税全般に関しまして引き下げる方向で日本として検討をいたします以上、日本の国内産業の保護その他の観点から、日本の国内産業がそれによって非常に打撃を受けるような場合には、あらゆる意味におきまして緊急関税の発動ということを相当弾力的に思い切って措置をするということが必要な時代、いわゆる備えをつくっておきまして
米国も、日本と若干立場は違いますが、やはり特定の国に差別のある関税を与えるべきではない、いわゆる最恵国待遇の原則に基づいて関税全般を引き下げるべきであるという、こういう基本的な立場のもとに反対しておったわけでございます。
これは負担増を補てんするというような形で、つまり、国内炭を引き取ることによる負担増という形のものを補てんするというのは、実はこの二つだけでありまして、残りのものはいずれも、関税は原料になっておるものについてはかけないほうがいいというような関税全般のポリシーがございまして、この重油が直接の原料になります、いま御指摘がありました肥料、石油化学とかいうような系統のもの、それからさらには農林漁業用のA重油といったような
そのためには、アメリカ、カナダ等において設けられておりまする強力なタリフ・コミティのような機構を設置して、そこで関税全般にわたる総合的、弾力的な活用をはかるべきだと考えております。
これは、一つは審議を進めて参りまする過程におきまして、従価税、従軍税を併用するとか、あるいは暫定増税をするとか、あるいは緊急事態については緊急関税を実行に移すかというような準備を積み重ねていきますうちに、弾力関税全般を、そういった立法府を離れて行政府の手で広くやるということについて、その必要性が相当緩和軽減したという事実が一つあります。
今度出された関税の全体を流れている根本的な思想をわれわれが見てみると、確かにこれは便宜主義な、当面の輸入をやらなければならないという、わが国貿易上の特徴から輸入重点主義、しかもそれは原材料重点主義の思想が関税全般に流れていると思うのであります。
○委員外議員(高木正夫君) 委員外議員としてお許しを得ました私は運輸委員をやつておるものでありますが、先ほど来関税全般につきまして高瀬委員から縷々質問がありまして、政府当局の御答弁によりまして、大分わかつたような点もありますが、ただ二、三の点につきまして御質問を申上げたいと思います。